生駒の庭9 枚の写真
建物のリノベーションに伴って庭もリノベーションしたい。 ご依頼の時のご要望は「司馬遼太郎記念館の様な雑木の庭がきぼうです。」との事でした。 元々は芝生の庭。 奥様が趣味で絵を描かれておられ、画材としての樹木が植えられていました。 雑木の庭と言うご依頼でしたので狭い空間でも広がりがあり変化を楽しめる様にと考えさせて頂きました。 物置を置きたいとの事でしたのでリビング等からの目隠しとして、石垣の上に地層模様の版築塀を考えました。その版築塀も二重にする事で奥行き感を感じられる様にしてあります。 園路は流れを横切る部分を庵治石の五一の延段とし、版築へと向かう方へは土舗装の洗い出しとしました。 また、版築塀、園路、流れの基礎掘りの時に出た残土は現場処理として、起伏を設けました。 その事で、流れには小滝が2カ所出来ました。 小滝は水音を楽しめる様に工夫してあります。 また残土を盛り上げる事でデッキ面と地面が近くなり、下草を植えた時に目線がデッキ面と下草面が繋がった様な効果を生み出しています。 雑木も近所の山に生えている様な樹種を選択して植栽しています。 その事により、季節毎に楽しめる庭となっています。 また、水場がある事と木の実がなる植物を植栽しているので鳥も飛来してくれ、お施主様も喜んでおられます。